ブカツ・・・
新年度が始まって1か月が経過。高校に進学した「モト」中学生も、中学校に進学した「モト」小学生も、少し落ちついてきたように見えます。
新しい学校、新しい友達への期待もさることながら、とくに途中来日で、日本語でのハンディをなかなか埋められずにいると、「部活動」への期待はなおさら高まるような気がします。
確かに、「**部、入って~」などと、先輩から誘われれば、何となく心うきうきするのも分からなくはありません。
部活で仲間が増えること、その子らしく伸び伸びと何かに打ち込めることを願って、できることなら「部活に全力投球」してほしいと思う一方で、
部活の土曜練習で、週にたった1日のさぽうと21での学習支援を受けられなくなってしまうことを思うと、さてどうしたものやらと答えのない永久迷路に入り込んだ気分です。
サッカー部、バレーボール部、バドミントン部、ソフトテニス部・・・
あら、新中学1年生は、みんな運動部???
「あんまり強くない部活だといいね・・・練習も必死な感じじゃなくなるし、たまに休んでも、叱られないしね・・・」
などと、応援しているのか、していないのかもよく分からないことを言いながら、どうやって学習支援時間が捻出できるだろうかと頭を悩ませます。
以前、さぽうと21の支援金受給者だった宮ヶ迫ナンシー理沙さんが監督を務めたドキュメンタリー映画「Roots of many colors」の中で、出演した若者たちが口々にあげていた、「理解しがたい日本の学校文化」=「部活」。
たかが部活・・・されど部活・・・。学習支援の場にあっては、どう付き合っていいかがなかなか分からない代物です。