3月5日 共に雄勝を歩く
今日は2017年3月11日。震災からまる6年の月日が流れました。
私たち誰もが、自然災害の前では無力であり、また同時に、自然災害の前では、日本人だからとか、外国人だからとかに関係なく、共に助け合うべき仲間であることをしっかりと心に刻んでいたいと思っています。
色々な想いをこめて、2月4日(土)のワークショップでは、石巻市雄勝町で被災された高橋さん、阿部さんに東京までお越しいただき、学習支援室に参加する学習者、ボランティア60名以上でお二方のお話をうかがいました。
そのご縁で、3月5日、さぽうと21の学習支援室 学習者3名を含む、総勢18名で雄勝ウォークに参加する運びとなりました。大変ありがたいことに、2月にさぽうと21にいらしてくださった南三陸観光バスの高橋さんが、仙台~雄勝のツアーをプレゼントしてくださいました。皆、いろいろ迷いましたが、今回は高橋「おかあさん」のお気持ちにべったり甘えさせていただきました。
語り部の方々のお話に、心が何度も何度も揺さぶられ、頭も心もいっぱいいっぱいになりました。
雄勝出身の佐藤麻紀さんは、発信を続けていらっしゃいます。フェイスブックはこちら。
3月7日の佐藤さんの投稿。「優しい気持ちを勘違いしてはいけないのです」
雄勝ウォークの後、大川小学校を訪ね、そこで鈴木典行さんからお話をうかがいました。何度も訪ねた大川小学校ですが、鈴木さんのお話をうかがって、その日のことを、自分は何も知らなかったと感じました。正直、言葉が探せません。
小さな命の意味を考える会 発行の冊子をいただきました。まずはその冊子を隅から隅まで読むことから始めたいと思います。
参加者すべてにとって、何かのスタートになった3月5日。その機会を与えてくださった南三陸観光バスの高橋様ご夫妻に、心から御礼申し上げます。また、伺います。