「私の後ろを見るから」
12月17日の土曜日、学習支援室コーディネーターの矢崎は、長野県駒ケ根市主催のボランティア研修に出向き、さぽうと21の事業紹介などをさせていただきました。
参加者の中に、駒ヶ根市近くにお住いの、中国出身の女性もいらっしゃいました。
お話をうかがうと、最近介護福祉士の資格を取られたとのこと。彼女のお隣にいらした日本人の方は、彼女の職場での信じられないほどひたむきで一生懸命な働きぶりに感銘を受け、言葉を交わすようになられたとのこと。「今日も彼女に引っ張られて研修に来ました」とおっしゃっていました。
「どうしてそんなにがんばれるのですか」とうかがってみました。
「子どもは、私の後ろを見るから」というのが彼女の答えでした。即答でした。
さぽうと21でもたくさんの「親子」に出会います。
「私の背中を見なさい」と言える、そんな親でありたいものだと思いました。
そして同時に、突然に新津春子さんのことを思い出し、ちょっと嬉しい気持ちで帰途につきました。
http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0601/