申し上げありません。
先日の授業で、尊敬語や敬語の勉強をしていた時・・・
私「「申します」はどんな時に使っていますか?」
これは予想通り、皆、自信満々「私は~と申します!!!」
私「じゃあ、「申し上げます」って、聞いたことありますか?」
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(^-^)「「申し上げありません」・・・」(^◇^)「ああ、そうそう、私もよく使ってる」
(*^_^*)「お客さんとかに「申し上げありません」って、いつも言ってます!」
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(ーー;)「それは「申しわけありません」です。」
「え~~~~~~~、私、何も注意されたことない・・・」
確かに・・・皆さんも、もごもご言ってみて下さい。「もうしあげありません」
皆、何年間、間違って理解していたのでしょう・・・。
でも、とくに問題ないですよね。レストランやコンビニなど「音声の世界」でたくましく生きる皆さんにとって、全く問題なしです。
ただ、もしこれがオフィスワークになって、ビジネスレターでも書いたものなら、突然、大きな間違いになってしまいます。
彼らよりはるかに不自然な雰囲気の「もうしわけありません」を発するかもしれない日本語学校生や留学生は、ビジネスレターの世界では「間違える」ことはないでしょう。
「日本語が上手」って、どういうことだろうな、とふと感じた一瞬でした。
で、いつ使うの? 「申し上げます」