【卒業生のいま】～第３弾～ フレイザー真実さん
こんにちは。今回ご紹介する卒業生は、フレイザー真実さんです。
フレイザーさんは現在シンガポールにて、人材開発の仕事に携わられています。
これまでのキャリアと、今後のビジョンについて、メッセージを寄せてくださいました。
ぜひご一読ください！
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「ジェンダー論の専門家になりたいとの思いから進学した大学院では、アルバイトと学業の両立に苦しみました。
日本国籍を持たず、かつ留学生でもなかった私は、あらゆる奨学金の応募要項から漏れていて、どうやって勉強に時間を割きながら
学費を捻出しようか困り果てていたので、坪井基金の支援募集チラシを見つけたときは涙が出そうでした。
皆様の支援のおかげで無事に大学院を修了したのは2010年。
東京で日系企業に就職しました。
学生時代からのライフワークである「全ての人にとって生きやすい社会を作る」ことにキャリアを通じて取り組めるよう
人事部を志望していましたが、英語ができるからという理由で海外事業部配属に。
やりがいを感じられず、もっと自分らしく輝けるステージを求めて海外へ飛び出しました。
フィリピンへ渡り起業し、自分の事業と二足のわらじで勤めた外資系の金融機関でついに人事部の仕事を始めました。
現在はシンガポール在住で、米国企業にて社員の人材開発に携わっています。
週末はSNSを活用して多様性に関する発信を行なっています。 これからも、性別、国籍、セクシュアリティ、エスニシティ、障害の有無に関わらず全ての人が尊重される社会を目指して頑張っていきます。」
