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やはり書かなきゃ・・・2018年度が始まって

2018年04月14日(土)

しばらく文章を書く時間の余裕がありませんでした。

その間に、山ほどの出来事が日々起こり、中学生たちの受験も終わり、まずは「全員昼の高校に進もう!」という目標を無事に達成させることができました。

これは受験をした中学生たちと、その親たちと、学びを支えてくださったボランティアの方々のがんばりによるものです。

 

新年度になり、大人はあまり大きな変化はありません。数名、「おめでた」の方がいらっしゃいます。

小学校1年生になった子ども、中学校1年生になった子ども、そして高校1年生になった子どもたちは、ちょっとそわそわしているようにも見えます。

 

しかし、日々の行動、日々の発言に、急に大きな変化があるわけでもなく、やはりあいかわらずの学習支援室です。

 

さて、昨日から今日にかけての皆とのやりとり・・・。

 

中学2年生・・・夜、電話で欠席連絡をしてくる

彼「僕は明日学校があるので休みます。」

私「いつ明日学校があることがわかりましたか。」

彼「「明日の連絡」の時です」

私「そう・・・でも、他のお友だちは、もっと前から、明日、学校があることを知っていたんじゃないかなあ」

彼「それは分かりません」

・・・来日から2年半、毎週のようにこんなやりとりが・・・。この「何も足さない」「何も引かない」感じのやりとり・・・。彼といつになったら「コミュニケーション」が成立するだろう・・・。

 

高校3年生・・・朝9時に電話をしてくる

彼「お母さんが仕事に行くときにお金を置いていくのを忘れたので、電車のお金がありません」

私「妹2人も勉強に来る予定ですよね。3人、全然お金がないの?」

彼「ありません。どうしたらいいですか? 駅の人に話せばいいですか?」

私「家から出かけて行って、3人ともお金がないと駅の人に言っても、たぶん何もしてもらえないでしょう」

彼「そうですか・・・」

・・・結局、出勤途中のスタッフが、コース変更して彼らの最寄駅まで出向き、交通費を「貸して」、一緒にやってきました。

・・・1時間遅れで勉強に来た彼ら。小学校5年生は「今日はさぽうと、休みだと思ったのに・・・」とボソボソ・・・。「チッ」という舌打ちが聞えそうです。

 

高校2年生、朝9時過ぎにカフェのお手伝いにやってきて、開口一番・・・

「俺さあ、春休みに講習に通って、フォークリフトの免許とった」

中学時代、勉強好きだったとは思えない彼ですが、さっと免許を差し出して見せてくれる溌剌とした感じは、とてもかっこよかったです。

その彼が、「高校はけっこうやめていく人が多い」と言っていたので「○○君はやめないんだ・・・」とちょっと意地悪質問、

「そんなことしたら、とうちゃん、かあちゃん、めちゃめちゃ怒るし、何、言われるか分からない。その方がよっぽどめんどくさいから、絶体やめない」

・・・いい家族です・・・。

 

とにかくこんな感じで2018年度が始まっています。皆さんに「勉強がんばれ」と言うだけでは申し訳ないので、せめてブログは休まず書いていきたいと思います。

 

(や)

 

 

 

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