旅せよ千羽鶴!
さぽうと21のボランティアをしてくださっていたHさんが「難民キャンプで子ども達のために活動したい」とおっしゃり、JICAボランティアとして旅立ってから、早1年余り。
夏の終わりごろ、Hさんではなく、Hさん活動先のシリア難民キャンプで子ども達がつくった千羽鶴がはるばる東京にやってきました。
子ども達が描いた絵と、平和だったころのシリアの写真+メッセージと一緒に、「できれば福島から出発し、日本各地を巡り、長崎まで」という「平和の展示」の始まりでした。
福島は、NPO法人コースターさん、山梨は、カンティフェア、東京は、グローバルフェスタのJOCAブースでお世話になり、三鷹の保育園隣接カフェ はちのこいこっとさん、明治学院大学さんと皆さまに助けられて旅を続け、
本日関東圏最終日、さぽうと21に戻ってきました。
2年ちょっと前に来日した時、Hさんに勉強をみてもらっていた小学生のAちゃんは、いつになく真剣な表情で一生懸命にメッセージを記していました。
こんにちは。H先生。お元気ですか。私は元気です。
私はH先生に教えてもらった漢字や日本語をいっぱい練習して覚えました。
H先生は私のことを覚えていますか。私はAです。私はH先生のことを覚えていますよ!
私も漢字と算数と陸上選手になることをがんばります。
H先生もがんばってください。おうえんしています。がんばってください。
シリアも平和になることをいのっています。 A
Aちゃんが、Hさんを温かな気持ちで思い出し、Hさんを通じてキャンプの子ども達のことを少しでも思いやる、そんなやさしい気持ちにあふれた時間があったのなら、とても嬉しく思います。
鶴は、まだまだ旅を続けます! 詳しいスケジュールは、サダーカFBで!