地域日本語教室ボランティアのためのWEBお役立ちサイト
■日本語支援の体制づくり ■利用可能な助成金や公的事業等 ■日本語教材専門の書店
■外国人のための日本語の試験 ■日本語学習のための教材等(プリントアウト可能なもの)
■自立学習を助けるツール ■教材作成に役立つサイト1 ■教材作成に役立つサイト2
■日本語支援の体制づくり
※文化庁が生活者向けに「生活上の行為のリスト」を学習項目の一覧として提示したものです。カリキュラム案を活用するためのガイドブックや教材例集などもあり、生活者向けのまとまったツールとなっています。
○ ヨーロッパ共通言語参照枠自己評価表/CEFR
※15歳以上の言語学習者のためにデザインされたELPに使うための汎用目的のチェックリストです。
・その目的や内容、多言語での導入例などを説明したもの
・Can-do 一覧をカテゴリーごとに示したもの
・Can-do 一覧をレベルごとに示したもの
○ JFスタンダード
※国際交流基金が作成した、日本語の教え方、学び方、学習成果の評価の方法を考えるためのツール。CEFRの考え方を基礎にして作っている。CEFRと同じく、日本語能力をA1,A2,B1,B2,C1,C2の6つのレベルに分けて、それぞれのレベルで「何ができるか」を示している。
・JFスタンダードの専用サイト
個々の条件にあわせて評価表をつくることができます。
※豊田市が地域コミュニティの維持・向上を目的として構築したシステム。市内在住・在勤の外国人が円滑な日常生活を営むために最低限必要な日本語能力を習得することを支援する包括的なシステム。外国人住民と日本人住民の接触機会を増やし、相互理解の促進および双方のコミュニケーション能力の向上を支援することも目的としている。「日本語学習支援ガイドライン」「日本語能力判定」等、無料公開しており、豊田市以外の地域でも日本語教室運営の参考となる。
○ やさしい日本語
※定住外国人に対する情報提供の新しいあり方についての研究を行っている「やさしい日本語」研究グループのホームページ。「やさしい日本語」に関する情報が数多く提供されている。
自治体関係者他、定住外国人支援に関わる日本人に有益な情報が多い。
■利用可能な助成金や公的事業等
○ 文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業 地域日本語教育実践プログラム
○ 文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業 地域日本語教育スタートアッププログラム
※安定就労への意欲が高い定住外国人求職者を対象に、就労に必要な知識やスキルを習得させ、安定雇用の促進を図ることを目的として実施される事業。平成27年度は、15都府県の定住外国人が多く住む地域で開催された。*平成29年度以降の実施は未定。
※民間団体が行う、東京都内の在住外国人を支援する事業に対しての助成
○ ボラ市民ウェブ
※東京ボランティア・市民活動センター(社会福祉法人 東京都社会福祉協議会)が運営する「ボラ市民ウェブ by東京ボランティア・市民活動センター」では、様々な助成金情報が提供されている。
■日本語教材専門の書店
※以下の書店は、日本語教材専門の書店です。教材についての相談にも応じてくれます。
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-38 BFビル3F
Tel:03-3219-2511 Fax:03-3219-2512
〒160-0002 東京都新宿区坂町28 三廣ビル9F
Tel:0120-330-726 Fax:0120-330-728
〒541-0058
大阪府大阪市中央区南久宝寺町4-4-5タケコウビル3F
TEL:0120-664-724 FAX:0120-664-725
○ 凡人社 麹町店
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-13 ヒューリック平河町ビル
TEL:03-3239-8673/FAX:03-3238-9125
※毎年「日本語教材リスト」を作成し、無料配布。
○ 大谷書店
〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴1-6-13 江藤ビル5F
TEL:092-737-3100 FAX:092-737-3103102-0093
■外国人のための日本語の試験
○ 日本語能力試験 JLPT
※日本語を母語としない人を対象に1984年から全世界で行われている日本語試験。日本国内では45都道府県で年2回(7月と12月の初めの日曜日)実施されている。一番やさしいレベルがN5、一番難しいレベルがN1である。認定の目安はこちら。
注意:「日本語教育能力検定試験」は日本語教師を目指す人のための試験、「日本語検定試験」は日本人の日本語力を測るための試験です。
※受験者が受験時にどの程度の日本語によるビジネス・コミュニケーション能力を持っているかを測る能力テスト。結果はIRT(項目応答理論)に基づいた統計処理により0~800点で採点され、J1+~J5の6段階のレベルで評価される。日本国内では、6月と11月の年2回、実施されている。
※コンピュータを用いて無料で利用できる、インターネット日本語能力自動判定テスト。聴解、語彙、文法、読解の4つのセクションからなる。「個人受験」と「機関受験」がある。
■日本語学習のための教材等(プリントアウト可能なもの)
・日本語教育コンテンツ共有システム NEWS
※日本語教育に関する教材,カリキュラム,報告書,論文,施策資料等(「日本語教育コンテンツ」)を横断的に検索できる情報検索サイト。
・『はじめまして にほん』
※RHQ支援センターで難民への日本語教育に関わった講師たちが、日々の実践をもとに作成した教材。「交通」「買い物」「街へ出かけよう」など17のユニットからなる。
・『にほんご えじてん』
※『はじめまして にほん』同様に、RHQ支援センターでの実践をもとに作成した絵辞典。
・「第三国定住難民の定住後の継続的な自律学習を支援するための通信による読み書き支援ツール」
※定住先で日常生活を送る上で必要となる読み書き能力及び自律学習の習慣を付けるための通信教材。日本語学習支援者用の学習サポートツールも提供されている。(2017年度末に全編完成予定)
・中国帰国者向け日本語教材
※公益財団法人中国残留孤児援護基金が中国帰国者の定住支援の経験をもとに作成した教材。中国語(ロシア語)・漢字が多用されているが、内容は定住支援の日本語支援に大いに役立つ。
■自律学習を助けるツール
・ひろがる
・HIRAGANA/KATAKANA Memory Hint(ひらがな・カタカナ メモリーヒント) アプリ
こんな感じ
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・東京外国語大学(TUFS)言語モジュール(にほんご)
※主として大学生が初めて新しい外国語を学ぶための教材を想定して作られた、インターネット上の外国語学習教材。
・やさしい日本語(各国語)
・NEWS WEB EASY – NHKオンライン
※小中学生や在住外国人向けに毎日発信されている「わかりやすい日本語」ニュース。漢字にはルビがふられているほか、音声で聞くこともできるなど、様々な工夫がみられる
・日本語読解学習支援システムReading Tutor(リーデイングチュウ太)
※インターネット上の日本語の文章を辞書ツールを用いて読み取ることのできるシステム。無料で利用できる。「道具箱」の中の 日日辞書ツール、日英辞書ツールを利用すれば、文章中の単語の読み方や意味が示され、語彙チェッカー、漢字チェッカーを利用すれば、文章の難易度がわかるようになっている。
・ひらひらのひらがなめがね
※インターネットで提供される日本語での情報について、サイトのURLを入力するだけでふりがなをつけることができる。役所や学校のホームページを読む際に助けとなる。
・わいわいにほんご
※「読み上げサイト」もあり。
・「Japanese Learner’s Dictionary(日本語学習者辞書)」
※音声読み上げ機能や 画像素材を利用した マルチメディア日本語学習者辞書。
・Weblio 翻訳
※英語・中国語・韓国語・日本語のみだが、翻訳文について音声が聞けたり、関連表現が提示されたり、使いやすい。
・「日本語を楽しもう!」(国立国語研究所)
※擬音語・擬態語の学習
・Quizlet
※WEB上で自作できるフラッシュカード(単語カード)。様々な学習モードで暗記できる。他の人が公開しているフラッシュカードを使って勉強することもできる。
・スキャナーアプリ(ランキング) アプリ
・CamScanner Free
・Clipbox アプリ
DF等のドキュメント、動画や音楽ファイルを簡単に保存できる。
・ShotSearch アプリ
※文字をカメラで撮影するだけで読み方や意味を一発で教えてくれる便利なアプリ。
・The 日本語 Learning Community
※日本語学習者が、日本語教育スキルのある人および訓練中の人から学ぶ場所。※紹介動画
・busuu
※世界最大の語学学習ソーシャルネットワーク
・Lang-8
※日本語で書いた文章をネイティブが添削してくれる語学学習の場。無料で登録できる。
■教材作成に役立つサイト 1
・やさ日チェッカー文章診断版(一般向け)
※作製された文章の「やさしさ程度」が診断できる
・shufoo!
※スーパーや家電量販店などのチラシが見られる。印刷も可。
・J-Cinema Guide for Teaching & Learning Japanese
※日本語学習者がおすすめしている映像作品紹介サイト。
・出版社のもつWEBサイト
○ココ出版
○アルク
■教材作成に役立つサイト 2 (定番のサイト)
・You Tube
例:日本語能力試験対策
・ニュースサイト・デジタル新聞
・朝日
・毎日