日本語教師の性
さぽうと21の学習支援室用携帯には、学習者の方々からも色々なメールが入ります。
日本語教師としては、「なるほど!」と思うことがたくさんあります。そして、一つのメールをあれこれ分析してしまう・・・悲しいかな、日本語教師の性です・・・。
●「先生 今日 頭 いたい から 来ません」(「行きません」「来ません」の使い分けは意外に難しい。微妙な分かち書きは母語の影響か?)
●「せんせい、今日は お休み です。子ども おねつありますからね」(保育園でよく言われているのか? 小児科で言われているのか? 「おねつありますからね」・・・何だか私が諭された気分・・・思わず、「はい、分かりました」と言いたくなるのは「おねつ」と「~からね」のダブル効果か・・・)
●「かまくらに 私の画像かいきます。だから今日○○(名前)あやすます。お母さん」(「鎌倉に家族で行きます。だから今日○○お休みします。○○の母」・・・お母さんも一緒に鎌倉に行くのですよね。画像流出の事件性はないですよね。)
●「おはようございますせいせん。」(おしいです・・・「せいせん」⇒「せんせい」・・・長音も撥音も難しいですよね。)
●「9月からさぽうと21ににほんごばんきようしたいです。どうしますか?」(「9月からさぽうと21で日本語を勉強したいです。どうしたらいいですか?」)
●「おはようございます賛成。」(実はおしいです・・・「さんせい」⇒「せんせい」⇒「先生」)
●「8月からサポート21二番起用します。よろしくお願いします。」(「8月からさぽうと21で勉強します。よろしくお願いします。」・・・突然舞い込んだこのメールはかなり難易度が高く、1時間ぐらいたってから、翻訳できました!)
・・・そうですね、こうしたメールの一つ一つが楽しめるのも、日本語教師でしょうかね。