ありがとうございました。
4月25日月曜日の朝、あまりに突然の訃報に、役員、スタッフ一同、言葉を失いました。
さぽうと21の前身、難民を助ける会相談室の時代から、30年余の長きにわたり、相談員として、支援する若者たちを見守ってくださっていた樋口靜子理事ご逝去の報でした。
昨日4月29日、ご自宅に近い横浜市南部斎場で告別式がしめやかに執り行われました。
今日は学習支援室開催日。午前午後、皆さんに樋口理事が永眠されたことをご報告し、皆で黙祷を捧げました。
夕方近く、息子さんと二人で樋口さんのお写真に語りかけていたXさん。数日前の夜中、訃報に接し、電話口で泣き続けていました。
臨月の時に大きなトラブルに見舞われたXさんが何とか無事に出産できたのは、樋口さんのご尽力があったからこそと言っても過言ではありません。
その時に生まれた息子さんが、今はもう小学校6年生。とても元気に成長しています。
派手なことを嫌い、人前に立つことを人一倍嫌がっておいでだった樋口さんに助けられた人、励まされた人は、Xさんだけではありません。
樋口さん、何度申し上げても言い足りない気持ちでおりますが、
ありがとうございました。