N君のスピーチコンテスト
6月22日(土)に行われた全国国際教育研究協議会主催の「英語日本語弁論大会 ・ 東京大会」に学習支援室受講生のN君(高1)が出場し、見事準優勝に輝きました!
来日から2年3ヶ月、初めての日本語スピーチでのチャレンジです。
何日もかけて原稿作成に取り組み、途中何度も「どうしよう」を繰り返しながら、何とか自分でも納得できるスピーチを完成させました。
タイトルは「カエルから技術者へ」。
多くのボランティアの方に練習にもお付き合いいただきました。
皆さんからの辛口のコメントもしっかり受け止めて、当日は原稿を手にすることなく登壇、堂々と発表を終えました。
その後の土曜日の学習支援室では、彼の持ち帰った賞状で再度の賞状授与式。
来日直後から彼を見守るご家族、ボランティア、受講者皆で、喜びを分かち合いました。
彼のスピーチの最後はこんな風に終わります。
「・・・ある日、父が言いました。「日本にはドアがたくさんある。そのドアは全部閉まっている。しかし、鍵がかかっているドアはひとつもない。」
私はこの春、高校に入学し、その「夢」というドアに向かう小さな一歩を踏み出しました。」