チャリティコンサート 「故郷-ふるさと-」
2011年05月30日(月) イベント
本イベントは終了しました。 現在はお申込みを受け付けておりません。
~被災地出身演奏家の祈りに応えて~
宮城県石巻市出身の安藤 友樹 さん(東京フィル・トランペット)の呼びかけで2011年5月20日(金)、東京オペラシティコンサートホールにて、実行委員会が主催し、さぽうと21が事務局を担当いたしました。
(写真:司会 ・ 難民を助ける会 加藤タキ 副理事長と呼びかけ人の安藤 友樹さん)
このコンサートには、東京藝術大学の関係者など合わせて100名近いプロの演奏家たちが、忙しいスケジュールの中、オペラシティに駆けつけてくださいました。「被災地の音楽支援ということなら喜んで」と、被災地出身の演奏家を含め、全員無料で出演を引き受けてくださいました。
多くの方がコンサートの趣旨に賛同してくださり、企画からわずか1ヶ月半という短い準備期間にも関わらず、1,500名を超えるお客様にご来場いただく盛大なコンサートとなりました。
当日の様子については「活動アルバム」をご覧ください。
ご来場者1,500名とともに
コンサートの冒頭では、「祈りのファンファーレ」松下 功(東京藝大教授)の作曲・指揮で合唱やアンサンブルが奏でられ震災の犠牲者のために黙祷が捧げられました。
第2部「明日へのうた」では、陸前高田市の高校3年生、佐々木 瑠璃 さんがステージにあがりました。佐々木さんが4月11日に自宅跡地でトランペットを吹く写真は新聞にも載りました。(詳細:朝日新聞 5月15日・5月21日・6月7日)この日のコンサートでは、ZARDの「負けないで」をウィンドオーケストラをバックに演奏。
「両親を亡くした友人がいる。私より、もっとつらい人がいる。その悲しみが伝わり、私が今日ここで吹くことで、支援の輪が広がれば」という佐々木さんの想いは、満席の会場に確かに伝わりました。
コンサート終盤は「この道」「威風堂々第一番」そして「故郷」などの名曲が演奏されました。アンコールの「故郷」には再び佐々木さんも登場し、客席の皆さんも合唱で参加して幕となりました。
ご来場、ご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
この度の純益を使い、以下の5校の吹奏楽部に楽器を寄贈いたしました。
◆ 岩手県陸前高田市立高田小学校
◆ 宮城県石巻市立湊中学校
◆ 宮城県石巻市立渡波中学校
◆ 岩手県釜石市立釜石東中学校
◆ 岩手県立高田高等学校
その後の被災地支援活動についてはこちらから。
イベントの詳細
日 時 | 2011年5月20日(金) 午後7時 開演 (午後18時15分 開場) |
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会 場 | 東京オペラシティ コンサートホール (東京都新宿区西新宿3-20-2) |
料 金 |
1枚 5,000円 (全席指定) |
主 催 |
チャリティコンサート 「故郷」 実行委員会 |
共 催 |
社会福祉法人さぽうと21 / 認定NPO法人 難民を助ける会 |
協 力 |
東京藝術大学 / 東京藝術大学音楽学部同声会 / 東京佼成ウインドオーケストラ / 株式会社下倉楽器 / パール楽器製造株式会社 |
協 賛 |
サンキョー株式会社 |
ちらし | ◆ コンサート概要 / ◆ 出演者 ・ 実行委員 他 |