大人になってから「学ぶ」ということ
本日より、文化庁委託事業「日本語教室ボランティアのためのブラッシュアップ講座」(全8回)がスタートしました。
埼玉、神奈川、難民支援団体関連のメーリングリストに広報をさせていただき、あっという間に30名強のご応募をいただきました。
今回の講座は、岩田一成さん、奥原淳子さん、長崎清美さんのお三方に「ナビゲーター」をお願いしています。どの方も、それぞれの分野でご多忙をきわめる中、一生懸命に講座のことを考えて下さっていて、ありがたい限りです。
本日第1回目は、ナビゲーターのお一人でもある、岩田一成さん(聖心女子大学日本語日本文学科准教授)が「お悩み事あれこれ相談・教材概説」ということで、ご講義くださいました。
そうです、今回の8回の講座のテーマは「教材を考える」なのです。
毎年、ボランティアの方々の学びの場に立ち会って思うことなのですが、「経験と好奇心、探究心から生まれる学びへの欲求って、すごいなあ~」ということです。
そして活動形態や対象者は同じではないかもしれませんが、「分かりあえる仲間」に出会えるって、嬉しいことだよなあ~、ということ。
これって、「外国につながる子どもたち」が、同じようなルーツをもつ仲間に出会った時の想いに近いものがあるかもしれません。
来週日曜日、10月30日は、『いっぽ にほんご さんぽ-暮らしの日本語教室』著者、宿谷和子さん(星美学園短期大学非常勤講師・にほんごの会企業組合理事)にいらしていただきます。
仲間同士の学びがより深まり、より楽しいものとなりますように。