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夏期研修会を開催しました

2024年10月07日(月) 報告

社会福祉法人 さぽうと21は、難民をはじめとする、外国にルーツをもつ学生の就学を支援しており、毎年夏には支援を受ける学生が全国から集う、「夏期研修会」を開催しています。
今年は、東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)・特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)との共催企画となりました。
 
午前の部では、「ポストコロナ世代の生き方・働き方」をテーマに、株式会社パソナ グローバル事業本部の小林景子さん、そして、過去にさぽうと21で支援を受け、現在は人事を専門とする個人事業主として活動している、浦野恵陸さんのお二人にゲストスピーカーとしてお話しいただきました。
その後の質疑応答の時間においても、支援生との活発な意見交換がなされ、これから社会に出る大学生・大学院生など若い世代の参加者にとって、とても価値のある時間を過ごすことができました。
 
午後には『キャリア縁日』を実施しました。
「お祭りの『縁日』の出店を周るように、楽しくキャリアや仕事について学び、多くの人と『縁』を結ぶ機会にしたい」との思いから、社会人・卒業生の方々にブースを「出店」していただきました。
ITや金融、コンサルタントなど、さまざまな業種で活躍される社会人の方々のブースを、『縁日」のBGMとともに支援生が訪れ、お仕事のやりがいや魅力についてお話を聞くことができました。
 
参加した支援生の感想を紹介します。
「他の外国ルーツの学生と会うことができ、よき友人も作ることができました。また、いろいろな企業の方々と話し、疑問に思ったことを直接質問することができて、とても勉強になりました」
「今まで自分のような外国ルーツを持った人との交流がなかなかなかったので、今回様々な境遇の方とお話しし、それぞれの苦悩や抱えていたもの知ることができて、とても良い機会になりました」
 
ご協力をいただいたゲストスピーカーのみなさま、企業ボランティアと卒業生のみなさま、共催団体のみなさまに、改めまして心よりお礼申し上げます。
さぽうと21はこれからも、外国にルーツを持つ若い世代の支援を続けてまいります。

 


リクルーティング会社のプロの方からキャリアの考え方・作り方についてお話しいただいた
 

企業のボランティアの方々からさなざまな仕事についてお話しいただき、質疑・応答をした
 

さぽうと21の卒業生である浦野 恵陸さんから、人事やキャリアに関するお話を聞いた
 

「キャリア縁日」では、支援生が卒業生ブースのもとを訪ね、進路に関する不安や悩みなどを相談した
 

縁日マップ

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