ボランティア紹介～冨田万太郎さん～

2022年01月21日（金） ボランティア

今回ご紹介するボランティアは、冨田万太郎さんです。

冨田さんは住友商事の社会貢献プログラムの一環として、外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援をしてくださっています。
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/100seed/index.html

 

今日は冨田さんからメッセージをいただきましたので、紹介します。

 

「初めまして。冨田万太郎です。

 

2005年に住友商事に入社以来、キャリアのほとんどを「人事」の世界で歩んできました。
直近は海外派遣の住友商事社員およびそのご家族の安心・安全をお守りする部署にて
日々世界中の方々と接点を持つ仕事をしています。

 

2021年4月、会社の社会貢献活動の募集を通じてさぽうと２１さんの活動を知りました。

 

誰もが等しく受けられるべき「教育」が様々な事情で困難な方々が日本国内に大勢いるという事実を知った一方、何不自由なく教育を受ける我が子を見る中で悶々としたものがありました。
そんな中、当の我が子から「なんで？それってなんとかできないの？」と、子供が素直な疑問をぶつける姿に親として気づかされる形で自分にも何かできるかもしれない。と思ったことが活動に参加したきっかけです。

 

普段は中高生の数学や理科を担当していますが、加えて、自身のキャリアを活かし、就職
活動サポートもお手伝いしています。

 

学びの目的、ゴール、形式が学生それぞれある中で、寄り添いながらも学びの本質、学ぶことの楽しさ、学問の世界の美しさなどをどう表現するか、日本人に対して伝えることも難しいですが、それを外国ルーツの子供たちに、「やさしい日本語」を意識しながらいかにして伝えるか、という点に日々想いを巡らせています。

 

自分たちの味方になってくれる「大人」がいるという安心感が子供たちの未来に希望を与え、前を向く原動力になり、その様に手をさしのべられながら大人になった子供たちが同じ
ように手を差し伸べていく。当活動がその様な「やさしさの連鎖」となり伝播していくことを願い、確実に「やさしさのバトン」をつないでいけたらと思います。」