新年を迎えて
2022年01月01日(土) ごあいさつ
新年おめでとうございます。
さぽうと21事務局長の堀江良彰です。
新型コロナウイルス感染症の先行きが見えない状況ですが、みなさまはどのようなお正月を迎えておられるでしょうか。
昨年は、一昨年に続きコロナウイルス対策に追われた1年でした。
さぽうと21でも長年教室で対面で行ってきた学習支援の実施が難しくなりました。一方で、オンラインでの学習支援がすっかり定着し、これまで対象にできなかった遠方の方にも学習機会を提供できるようになるといった新しい可能性も見えてきました。「一人も取り残さない」学習支援を目標に掲げ、今年も事業を進めていきます。
生活支援生からは、親がコロナの濃厚接触者となって会社に行けなくなり今月の収入が足りない、親がコロナによる業績不振により勤め先から解雇されてしまった、などという切実な声が聞かれました。そういった厳しい状況にある方々のお話を丁寧に聞き、できるだけ寄り添うよう努めてきました。
2022年、新型コロナウイルスがどうなっていくのか、終息に向かうのか、再拡大があるのか、なかなか見通せませんが、さぽうと21は、国籍や民族、ルーツなどを問わず誰一人取り残されることがない社会を目指して活動を続けてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます