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障がい者福祉事業所「かたつむり」 再建に向けて (被災地支援)

2015年10月13日(火) お知らせ

 さぽうと21 東日本大震災関連支援事業

当会では、2011 年の震災発生後より、サンキョー株式会社 様をはじめとする皆様方のご支援のもと、姉妹団体の AAR Japan [ 認定NPO 法人 難民を助ける会 ] (以下、AAR) と協力し、岩手、宮城、福島の 3 県において支援活動を続けております。

これまでの活動報告

 

障がい者福祉事業所 「かたつむり」

写真1.2015年9月報告書
非営利型一般社団法人「かたつむり」は、障がい者が自由度の高い、いきいきとした共同生活を送れる場所を目指しています。
 
震災前から開設準備に入り、2011 年 10 月 には本格的に活動を開始する予定でした。
 
 
しかし、同年3月に発生した東日本大震災の津波により設備が流出し、現在はプレハブの仮事業所で活動を続けています。
 
震災から4年が経過し、大船渡市でも土地の整備や移転等の復興事業が本格化してきました。
その事業において「かたつむり」の仮事務所が津波浸水想定区域に指定され、事業所を移転する必要が生じました。
 
しかし、新しい事業所の建設資金が不足しており、当会では、AAR と 資金調達のためのウェブサイトを構築することにいたしました。
 

受け入れ先が少なく、家にこもりがちな障害のある方々に活動の場を

複数回の打ち合わせを経て、9 月 28 日 ~ 29 日 にかけて、建築家、ウェブサイト構築の専門家等とともに「かたつむり」を訪問。
写真2.2015年9月報告書
新事業所を建設する土地や周囲の環境、現在の施設利用状況の詳細などを確認してまいりました。
 
打ち合わせでは、建築家の方からの新しい設計案をもとに、現在までに顕在化した問題点や疑問点を解消するべく、「かたつむり」職員との活発な議論が行われました。
 
 

打ち合わせに参加した職員の方の想い

「新しい事業所では、利用者全員が快適で理想的な環境で生活できるようになることを期待しています。」
 
「現施設の規模の関係でやむなく制限をしている地域の障がい者の受け入れも可能となるため、利用者が増えても職員の目が行き届く、利便性の高い施設にできるよう、一緒に考えていきたいと思っています。」

 
資金調達プロジェクトは始まったばかりですが、複数年に亘って継続する予定です。
これからも最新の状況をご報告してまいります。
 

支援先 非営利型一般社団法人 かたつむり
所在地 岩手県 大船渡市 赤崎町 佐野 84-4 ※仮設事業所
事業内容 就労継続支援B型 (知的・精神・身体)、日中一次支援
利用者数 27 名 (2015 年 9 月末 現在)
視察日 2015 年 9 月 28 日 ~ 9 月 29 日
視察内容 恒久的施設の建設予定地の視察、設計や施設の利用状況など
協 賛 サンキョー株式会社 様
協 力 AAR Japan [ 認定NPO法人 難民を助ける会 ]

 

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