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教室レポート~千葉市高洲地区~

2021年11月02日(火) 報告

さぽうと21は公益財団法人アジア福祉教育財団(http://www.fweap.or.jp/)の委託を受けて、千葉市美浜区高洲地域に暮らすミャンマールーツの子どもたち13名を対象とした教育支援事業を実施しています。
緊急事態宣言中はオンラインでの学習支援を行っていましたが、手洗い・消毒など感染防止を入念に行い、分散での通学を実施するなどの対策を施して、徐々に対面授業の機会も増えてきました。
今日は、10月某日の教室の模様をお届けします。

 

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この日は、小学校2年生から5年生まで5名が教室に参加。学習支援にあたるのは、教室担当者の片山さんと、大学生ボランティア、社会人ボランティア(日本語教師)の計3名。

 

 

支援生のつどい16:00 小学校高学年の子どもから学習支援が始まります。
学習支援ボランティアとペアを組み、社会科の宿題に取り組んでいました。
日本地図を広げ、「宮城県の県庁所在地は?」「とちぎ県はどうやって書く?」
教員志望の大学生ボランティアが子どもの興味を上手に引き出しながら、順調に学習が進められました。

 

 

 

支援生のつどい17:00 低学年の子どもが来室すると、教室担当者の絵本の朗読の時間が始まりました。
ハロウィンにちなんだ(ちょっと怖い?)お話を、子どもたちは食い入るように、お話に聞き入っています。
例年子どもたちは仮装して地域の行事に参加していたそうです。来年こそは参加できるといいですね。
低学年の子どもたちは、それぞれの苦手分野の克服に一生懸命取り組んでいました。
「九九は4の段までは余裕!5の段からがちょっと苦手」
ボランティアの方と、クイズ形式で楽しく取り組んでいました。

 

 

 

支援生のつどい17:00 18:00 姉妹2人が通ってきました。
お姉さんは「三角形と四角形の面積の求め方」に黙々と取り組み、妹さんは「おおきなかぶ」の絵本を一字一字丁寧に読んでいました。今は分散登校ですが、また大人数で勉強できるようになるといいですね!

 

 

 

 

 

外国につながる子どもの学習支援に興味のある方、またはお近くにお住まいで関心をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください!

 

 

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