次の10年に向けて~誰もが安心して暮らせる社会のために~
2021年03月11日(木) 報告
東日本大震災関連支援事業について
2011年の震災発生直後より2016年度まで、姉妹団体のAAR Japan(認定NPO法人難民を助ける会、以下AAR)と協力して、岩手県、宮城県、福島県の被災地支援活動を実施してまいりました。
発生から10年となる今日、亡くなられた方々に対して改めて追悼の祈りを捧げたいと存じます。今もなお余震が続く中、多くの方が生活再建への険しい道のりを歩んでいらっしゃいます。
AARと協働での被災地支援はチャリティコンサートや緊急的な物資支援から始まり、その後、特に弱い立場に置かれた障がい者などの方々の生活再建支援を中心に、傾聴活動などを通した相談支援も行ってまいりました。
AARは現在も支援活動を継続しております。当法人も、緊急支援事業は終了いたしましたが、日本に定住する難民等の外国出身者の自立を支える活動の一環として、「防災・減災」の観点から、防災ワークショップの開催、災害時ヘルプカードや防災紙芝居型日本語教材の作成などを行っております。
今後も団体の特色を生かしつつ、災害時に外国出身の住民の方々が情報弱者に陥らないよう、活動を広げていきたいと考えております。
最後に、東日本大震災関連支援事業の運営を支えてくださったサンキョー株式会社様をはじめ、長期にわたりご支援、ご協力くださった多くの企業・団体・個人の皆様に改めて深く御礼申し上げます。
社会福祉法人さぽうと21事務局長
高橋 敬子
当時の活動についての詳細はこちらよりご覧ください。