学習支援室 受講生への緊急募金のお願い
2011年03月15日(火) お知らせ
多くの皆さまから募金をお寄せいただきましたお蔭で、受講生も無事に生活を立て直すことができました。
現在も毎週土曜日の学習支援室に通いながら、日々大学での勉強に励んでおります。
この度の緊急募金にお力をお貸しくださった多くの皆さまに、改めまして心より御礼申し上げます。
受講生から皆さまへの「お礼のお手紙」
ようやく日本での生活基盤を築き始めた時に、
予期せぬことが起きてしまいました。
2月6日(土)深夜、さぽうとの学習支援室で勉強中の受講生(ミャンマー出身・20代・男性)が住む、アパートの他の階から火が出て、アパートが全焼しました。原因は現在調査中です。
現在は、区がこうした被災者のために準備している住宅で、なんとか生活をしています。しかし、3か月以内にその家を出ていかなければなりません。新生活をゼロからスタートさせなくてはならないのです。
さぽうと21では、ご本人と叔父さん一家の再スタートを応援するために、緊急募金の呼びかけを行うことにしました。皆様にお力を貸して頂けましたら幸いです。
お世話になっていた同居先の叔父さん一家(妻、2歳と5歳の幼児)共々、着の身着のままで、かろうじて逃げ出すことができました。難民認定書をとりに、一度部屋に引き返しましたが、あっという間に煙がアパート中に充満し、それ以外は何も持ち出すことができませんでした。本当に怖かったです。日本語試験のために勉強していた本やノート、大事な情報の入っていたパソコンも燃えてしまいました。靴をはいて出る余裕がまったくありませんでした。足が凍えて大変でした。
(火事直後のご本人の弁)
さぽうと21の活動は、皆さまからの会費とご寄付によって成り立っております。
※ 会費 ・ ご寄付ともに税法上の優遇措置が受けられます。