新着情報

『36年目からの挑戦 外国出身者への支援』 出版

2015年01月20日(火) お知らせ

出版にあたり

今日、日本に定住する外国出身者は208万人を超えます ※。
 
1979年に、インドシナ難民を助ける会 (相馬雪香設立、現・AAR Japan[難民を助ける会]) が開始。
さぽうと21が引き継いだ35年間の活動の記録として、この度 『 36年目からの挑戦 ~ 外国出身者への支援 さぽうと21の記録 ~ 』 と題した冊子を、2014年12月に出版致しました。
 
(※ 2014年6月 法務省統計、短期滞在者等を除く外国籍の中長期在留者数)
 

ベトナム難民 第一・二世代とのつどい (2014年 秋)

ベトナム難民 第一・二世代とのつどい (2014年 秋)


 

はじめに

houkokusho_pic6ベトナム戦争終結(1975年)後の混乱に伴い難民として来日したインドシナ難民の方々へのインタビューと、第二世代として日本で育った難民子弟や、同じく日本で学んできた日系定住者・中国帰国者の子弟の方々の生の声を収録。
 
苦難を乗り越え、日本社会でともに暮らし、ともに学び、ともに働き、老後を迎える外国出身者の「これまで」と「これから」をお伝えするものです。
 
◆ お詫び ◆
22ページの図に誤りがございましたこと、お詫び申し上げます。
詳しくは 正誤表 をご参照ください。
 

各章の内容を一部ご紹介

日本に逃れてきたインドシナ難民の方々へのインタビュー

社会福祉法人さぽうと21の支援活動について

日本に住む難民や日系定住者、中国帰国者の子弟へのインタビュー

banner_pic1日本に渡って30年以上。
来日後、どういった生活を送ってきたのか、個人・ご家族へのインタビュー。
 
多くの方は、自分が日本語を学ぶ間を惜しんで働き、子どもを育て、老後を迎えようとしている方々です。
 
年金や介護問題など、新たに直面している社会的課題についても触れられています。
 
また日本で育った、ベトナム・カンボジア・ブラジル・ペルー・中国・イラン出身 (20代~30代) の第二世代にもインタビュー。国籍や言葉などの違いをどのように乗り越えてきたのか、一部ご紹介します。
 

国籍は社会的な要素

houkokusho_pic1自分のアイデンティティが分からなくなってしまう子どもがいるけれど、国籍は社会的な要素であって、自分は自分。頑張れば何でもできるし、日本の会社にも就職できます。
 
できるだけいろいろな人とコミュニケーションをとりながら、その人にポジティブな影響を及ぼすことができる人間になりたいと思っています。
(ブラジル出身・さぽうと21支援生)
 

 

国際情勢を分かりやすく解説

「 ベトナム戦争 や カンボジア内戦 の 歴史的背景は? 」
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複雑に絡み合うインドシナ地域の近現代史について、写真やイラストを使いながら解説しています。今日も世界各地で続く難民問題とのつながりも見えてきます。

◆ 企 画 : 社会福祉法人さぽうと21(理事長 吹浦 忠正 / 事務局長 高橋 敬子)
◆ 編 集 : 株式会社一柳みどり編集室
◆ 印刷 ・ 製本 : 大日本印刷株式会社
◆ 発行日 : 2014年12月20日

 

お問い合わせ

 社会福祉法人さぽうと21 事務局
〒141-0021
東京都品川区上大崎 2-12-2 ミズホビル3階
 ☎ 03-5449-1331 / E-mail : mail

 

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