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講座「日本につながった私たちの今 ~10代20代を駆け抜けて~」申込受付開始!(終了)

2018年10月16日(火) 募集

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本イベントは終了いたしました。
 
 
文化庁委託事業の一環として、今年度も「理解を深める講座」 を実施します。
 
今回の講座では、「もと」子ども達にご登壇をお願いしました。10代、20代を駆け抜けた4人の「もと」子ども達は、今、どんな風に自身の「これまで」をとらえ、どんな風に「今」を生きているのでしょう。彼らの一言一言をじっくりかみしめながら、これからの多様な日本社会の向かうべき道を見つめ直し、その社会を共に生きる仲間として自身がどんな一歩を踏み出していこうかと考えられればと思います。
ぜひご一緒ください。
 
詳しくは以下をご覧ください。

講座のご案内チラシ

 

理解を深める講座
「日本につながった私たちの今 ~10代20代を駆け抜けて~」

【日 時】2018年10月28日 (日) 13時~17時
 
【場 所】明治学院大学 白金キャンパス 1201教室(〒108-0074 東京都港区白金1-2-37)
キャンパスまでのアクセスはこちら
 
【スケジュール】
● 11時~12時30分 高校生・大学生のためのプレ講座
– 「Roots of many colors」(監督:宮ヶ迫ナンシー理沙)等上映
– 高部心成写真集、温又柔著書の展示

● 13時~16時30分 4人の登壇者による「発信」と「座談会」

● 16時30分~17時 4人の「発信」を受け止めて
 

【 登壇者「自己紹介」】

    kojin-happyo-1温又柔(おんゆうじゅう)
    1980年台湾・台北生まれ。3才から東京在住。
    台湾語・中国語・日本語の飛び交う家で育つ。2009年、「好去好来歌」ですばる文学賞佳作受賞して作家デビュー。チューゴク語がへたでニホン語がぺらぺらのタイワン人として、言葉とポジショナリティーの関わりをテーマに小説やエッセイを書いています。
    撮影者:朝岡英輔
    kojin-happyo-1高部心成(たかべしんせい)
    中国ハルビンで生まれた私。祖母は第二次世界大戦時下、山梨県からの開拓移民でした。彼女は戦後30代で中国で亡くなり、僕は15歳で家族とともに大阪へ移住。日本での生活はひらがなの習得から。言語センスのない僕が日本でやってこれたのは支えてくれた沢山の恩師、そして視覚表現という芸術との出会いによるものです。上京後商業カメラマンになり、東京人の妻と結婚し現在中学生の息子がいます。
    kojin-happyo-1谷川ハウ(たにがわハウ)
    ベトナム難民の両親のもと、日本で生まれ育ちました。大学で国際社会について、大学院で教育人間学について学び、就職して番組を作るディレクターになり、今は番組を海外に展開する仕事をしています。
    幼い頃はベトナムと日本の間で葛藤していましたが、高校生のときにベトナムで半年間生活したことで、大事な気づきを得ました。今は自分の境遇、存在をできるだけ楽しみながら、人との繋がりの延長線上で、予想外に展開していく人生を楽しんでいます。
    kojin-happyo-1宮ヶ迫ナンシー理沙(みやがさこナンシーりさ)
    日系移民の家族のもとに生まれ、9歳までブラジルで生まれ育ち、91年に日本に来ました。以来ずっと日本で教育を受けましたが、20歳を迎えたころにはブラジルという一方のふるさとを追い求めて、揺らぎながら20代を過ごしたと思います。仲間を追い求めた時期でもありました。W杯とオリンピックの重要な時期にブラジルで過ごし、現在は、続けてきたことに少し自信をもって生きることができていますが、「架け橋になる」って簡単ではないと痛感しているところです。

 
【受講料】無 料
 
【定  員】80名 (席数に限りがございますので、お早めにお申し込みください)
 
【申込方法】
メールフォームで受け付けておりますので、こちらよりご登録をお願いいたします。
または、メール (kensyu@support21.or.jp) 、FAX(03-5449-1332)でのお申込みも受け付けております。

※本講座に関するご質問がおありの際は、お気軽にお問い合わせください。
 
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社会福祉法人さぽうと21
担当:矢崎、神村
TEL:03-5449-1331
Email:kensyu@support21.or.jp

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