ボランティア ・ 学習者紹介

勉強してます! トンさん

トンさん

1995年来日。長男のC君が小学校に入学した頃、一念発起して漢字学習を始める決意をし、学習支援室での勉強を始める。

現在は、奥様と二人のお子さんと共に家族4人で学習支援室に通っている。

 

2010年10月の学習発表会より

皆さん、こんにちは。私はビルマのチン民族です。名前はカムカントンと言います。1995年に日本へやって来ました。家族4人で生活しています。家族4人を紹介したいと思います。妻のMです。11歳の娘Eです。8歳のCです。家族4人で南馬込で住んでいます。私は長男が小学校に入ってから勉強を教えたいと思いましたが、それができず、日本語を学びたいと思うようになりました。それから、さぽうと21の助けで、日本語が学べるようになりました。今、家族全員で勉強しています。

 

今日は父として息子と娘に言っておきたいことがあります。(画像をクリックすると拡大します)

 

トンさん手紙

君たちがこの平和な日本できちんと勉強できることを大変うれしく思っています。君たちが学校でしっかり学べば、必ずや立派な人間になれると父は信じています。そうなるように父も母も精一杯応援します。父も母も母国ビルマの政治状況が不安定なことや経済的な困難のせいで、勉強をしたくてもできませんでした。だから、君たちにはぜひとも学問を身につけてほしいのです。いつの日か君たちが学問・知識を身につけ、日本の国と国民のために役に立つ人間になってくれると信じています。

また、母国ビルマとビルマの諸民族のためにも、日本で学んだ学問・知識を有効に生かすような活動をし、常に多くの人々の幸せを念頭において働いてくれることを願っています。

 

父 カムカントン Kam Khan Thawn


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